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フラッシュマーケティングとは?種類からメリット・デメリットまで詳しく解説

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アメリカで流行したのを機に、日本でも活用されるようになった「フラッシュマーケティング」。短期間で集客効果が見込めるフラッシュマーケティングは、現在多くのECサイトで行われています。
ただし、活用方法を誤ってしまうと後述する「おせち事件」のような事業危機にも陥る可能性がある手法なので、正しく理解した上で活用するようにしましょう。

フラッシュマーケティングとは

フラッシュマーケティングとは、24時間限定クーポンや2日間限定キャンペーンといった限定された短い期間の中で、クーポン発行や特典付与を実施するマーケティング手法です。
フラッシュとは「短い期間」を意味し、長期間にわたり実施する企画とは異なります。

大幅な割引や豪華な特典があるため、集客力を一気に向上させることが可能となります。
短期間の実施となるため一時的な集客しか見込めないと思われがちですが、実際はフラッシュマーケティングによってリピーターを獲得しているサイトが数多くあります。

フラッシュマーケティングの種類

フラッシュマーケティングの販売形式には、大きく2種類あります。

モール型ネットショップ形式

フラッシュマーケティングの代表的な販売形式が「モール型ネットショップ形式」です。
ECサイトの会員向けに、期間限定の割引をして商品を販売するといった形式で、アパレルなどの小売販売系のECサイトで採用しているところが多くあります。

共同購入型クーポン形式

「共同購入型クーポン形式」は、規定の時間内に特定の人数が集まったり、購入したりすることでクーポンが発行されるサービスです。例えば、24時間以内に100人がA商品を購入した際に、割引クーポンが発行されるという仕組みです。

一定の条件はあるものの、大幅な割引クーポンを手に入れることができるため、クーポンを利用したいユーザーが自ら拡散し、大きな宣伝効果を発揮します。
主にレジャー施設や飲食店、宿泊施設といったところで共同購入型クーポン形式を採用することが多いです。

共同購入型クーポン形式で成功した事例として「グルーポン社」があります。
しかし2010年にサービスの信頼度低下に繋がる問題が発生しました。
おせち料理を取り扱う店舗がサイトを利用し、規定の購入数に達して50%OFFクーポンの発行に成功しました。
しかし、店舗では発行されたクーポン数分の料理を作るのに時間を要してしまい、配送の遅延や注文時とは異なる商品が届いてしまう事態がおきました。この事件を受けて、サービスへの信頼度が大幅に下がり、結果としてグルーポン社は2020年9月に日本市場から撤退することになりました。

フラッシュマーケティングのメリット・デメリット

次にフラッシュマーケティングのメリットとデメリットについて解説します。

フラッシュマーケティングのメリット

短期間で集客効果が出る

フラッシュマーケティングは短い期間で行われ、ユーザーは買い置きすることなく購入の意思決定を速めるので、比較的短期間で集客効果を得られるでしょう。
また、開催期間が短いので頻度高く行えれば、購入率をUPさせることが可能になります。

潜在層の獲得

特定の商品についてどこで購入するかを迷っているユーザーに期間限定の割引を提示することで、自社サイトでの購買を促すことが可能になります。
また、定期的にキャンペーンを行っていくことで他社との差別化を図ることもでき、潜在顧客からリピーターの獲得も見込めるでしょう。

余剰在庫の販売

普段だと購入しない商品でも期間限定で安く購入できるとなると、ついでに購入するユーザーも少なくありません。
比較的人気のない商品や大量に仕入れてしまった商品などをキャンペーンの対象にすることで、効率的に在庫を処分することが可能になります。

フラッシュマーケティングのデメリット

期間外の購買率低下

一定の期間内のみ低価格になるためユーザーがその期間しか購入せず、通常価格時の購買率が低下するケースも多く見受けられます。

ブランディング価値の低下

フラッシュマーケティングは、商品の価格を下げる分、低クオリティーの商品を提供せざるを得ないケースが発生します。
また、フラッシュマーケティングを頻度高く行ってしまうと、ユーザーから「安売りするブランド」というイメージがついてしまうので、ブランディングには不向きです。

手数料がかかる

企業などが提供するプラットフォームを活用して、フラッシュマーケティングを行う場合は手数料がかかるためその分利益が少なくなります。

まとめ

フラッシュマーケティングの概要からメリット・デメリットまで解説しました。
短期間で集客が見込めて購買率UPに繋がる一方で、通常時の購買率の低下やブランドイメージの低下などのリスクがある手法です。活用する際は、フラッシュマーケティングの頻度や期間、行った際のリスクヘッジを取りながら実施する必要があるので注意しましょう。

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