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【いまさら聞けない!】ネイティブ広告と記事広告の違いとは!ネイティブ広告の種類とメリットも解説!

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消費行動がWEB上で全て完結できる現代では、WEBマーケティングを強化していく上でネイティブ広告はとても重要な施策の一つです。
今回は改めて「ネイティブ広告」とは何か、そして混同されることもある「記事広告」との違いを理解し、「ネイティブ広告」を最適に活用するための知識として、そのメリットとデメリットを解説していきます。

ネイティブ広告とは

ネイティブ広告とは、メディアの中に溶け込むように作られた広告の事を指します。
掲載されているサイトと一体化して、そのページを見ているユーザーの邪魔をしない形で届ける広告の事を指します。

例えばWEBメディアでは、記事タイトルと同じ形で[PR]と記載された広告が出てきたり、TwitterやInstagramなどの広告でも、広告である表記はあるものの、通常の投稿と同じような形で広告が流れてきます。

その広告の出し方には様々な種類があり、後程ご紹介しますが、これらのメディアやSNSのコンテンツの1つとしてみてもらう広告全体がネイティブ広告と呼ばれます。

記事広告との違いは?

記事広告はネイティブ広告の中のの1つです。
記事広告とネイティブ広告で別々に存在しているわけではなく、多くの手法があるネイティブ広告の中に記事広告という形の出し方があると考えてください。

例えばメディアと連携をしながらPR記事広告を作成する『タイアップ記事』は、メディアをいつも見ているユーザーが自然体で記事を読めるように、そのメディアに溶け込む形で作成し、ストレスのない流れで記事を呼んだ後に、購入などのアクションをしてもらう手法です。
すなわち記事広告であり、且つネイティブ広告であると言えます。

タイアップ記事詳しい解説はこちら▶
タイアップ記事って一体何?】活用法とそのメリットとデメリットを解説!

このようにネイティブ広告にはいくつかの「タイプ」があります。それぞれ広告タイプの特徴があるので、6つほどご紹介していきます。

ネイティブ広告の6つのタイプ

インフィード型

WEBサイトのコンテンツの間やSNSの投稿の間に入り込んだタイプの広告を指し、ネイティブアドの中でも最も主流の形です。

その中でもクリックしてから媒体の中の違うページに移動する「媒体内誘導型」、クリックすると外部コンテンツに移動する「外部コンテンツ誘導型」、クリックしてそのコンテンツ内(フィード内)で広告を表示する「フィード内表示型」という3タイプがあります。

ペイドサーチ型(検索連動型広告=リスティング広告)

「Google」や「Yahoo」などの検索エンジンで検索した際に、自然検索結果と共に表示されるテキスト広告の事を指し、リスティング広告とも呼ばれます。

ユーザーが入力したキーワードに沿った広告が表示されているため、目的のページとの合致率が高く、クリックされやすい広告ですが、最近では検索結果の上部に広告が表示されることを理解しているユーザーも多い為、ネイティブ広告の特徴は薄れてきている傾向にあります。

レコメンドウィジェット型

ニュースサイトで記事などのコンテンツを見ている際に「おすすめ記事」「関連記事」というワードと共に、他の記事と一緒に表示されるタイプの広告を指します。

レコメンドウィジェット型はコンテンツを読み終えた後に、ユーザーの興味・関心に合わせておすすめ記事として広告を配信するタイプです。ユーザーの欲しい情報にマッチしている為、クリックして広告のコンテンツに入ってくれたユーザーはコンテンツを最後まで読んでくれる割合が高いと言われています。

プロモートリスティング型

「楽天」や「Amazon」「食べログ」などのECや情報サイトで、検索結果の上位にPRで表示されいてる広告の事を指します。リスティング広告と似ていますが、プロモートリスティング型は掲載メディアで取り扱いがある商材しか掲載することは出来ません。

ECサイトや、食べログなどの飲食店の情報サイト、SUUMOなどの住宅系情報サイトなど、そのサイトに訪問するユーザーは明確な目的を持っている可能性が高い為、しっかりマッチした広告が表示されればクリックもされやすくなります。

ネイティブ要素を持つインアド型(IAB スタンダード)

サイトのコンテンツ内容と親和性が高いけれど、デザイン面では親和性がない広告の事を指します。IABが定めた基準をクリアしているとき、ディスプレイ広告であってもネイティブ広告とされます。
通常のDSPの広告配信でもターゲティングの手法、クリエイティブよっては「ネイティブ広告」に分類される場合もあるという事です。

※IAB=ネット広告業界団体Interactive Advertising Bureau(インタラクティブ・アドバタイジング・ビューロー)の略称。インターネット広告における技術の標準化を検討、決定する機関。

カスタム型

上記のどの形にもあてはまらないものを指します。
媒体との体裁や特性が合っている毎が前提ですが、メディア毎に特徴が分かれる「タイアップ記事」や企業が配信する「LINEスタンプ」等がこれに当たります。
カスタム型を利用した広告は収益を狙うものよりも「ブランディング」を意識している広告が多い特徴があります。

ネイティブ広告のメリット

自然な形でユーザーを誘導できる

媒体のコンテンツに合わせた配信をしているため、ユーザーの興味を引きやすく、能動的に広告を見てくれる傾向があります。
コンテンツの中で自然に目に留まり、広告であることに感情を害することなく誘導されるため、内容も受け入れやすく、バナー等に比べてCTRも高くなりやすいです。

潜在層にアピール出来る

ネイティブ広告はこれまで接点の無かったユーザーが商品を認知するきっかけになり、潜在層へのアピールにも繋がるという特徴があります。
例えばタイアップ記事の場合、メディアが商品を紹介すると、そのメディアの読者が「信頼しているメディアが紹介している商品(第三者の紹介)」としてその商品を認知します。
結果、メディアの「信頼感」と自分の興味に近い「共感」を与え、CTR向上にも繋がります。
また、良いタイアップ記事であればSNSでのシェアも望める為、拡散による効果が生れる場合もあります。

ネイティブ広告のデメリット

ネットに慣れているユーザーにはクリックされにくい

ネイティブ広告といっても必ず『PR』や[Ad]表記が必須になります。その表記を見ただけで、広告に嫌悪感のあるユーザーは避けてしまう可能性や、広告と気付き離脱してしまう場合もあります。
そのため、記事の中で強い広告色を避けたり、あとから広告と気が付いても印象を悪くさせないコンテンツ力が重要になります。またキーワード選びや打ち出し方、運用はしっかり考えなければなりません。

まとめ

ネイティブ広告の種類とメリット&デメリットをお伝えしました。
自然な流れでユーザーに見てもらっても、その広告がしっかりユーザーにマッチしているのか、勘違いさせてしまう内容ではないのか、メディア選びからコンテンツ作成、運用まで一つ一つ考えて配信することがとても大切です。
メディアのユーザーを把握し、それぞれの広告タイプの特徴をしっかりと理解して、費用対効果の高いネイティブ広告をマーケティング施策の武器にしましょう。

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